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ペットのための健康診断
定期的にペットの健康診断を受けましょう
広島市西区の川野獣医科では、飼い主様の大切なご家族である犬・猫を対象に健康診断を実施しています。
人間と違い、動物は「痛い」「つらい」「調子が悪い」と誰かに言葉で伝えることはできませんので、その“声にならない言葉”を見逃さないためにも定期的な健康診断の受診をおすすめします。
大切な家族が1日でも長く健康で幸せな毎日を過ごすためには、病気の早期発見・早期治療が重要になります。
毎年のワクチン・予防接種の折などに是非、血液検査などの健康診断をご検討ください。
定期的な健康診断の重要性
犬・猫は人間よりも早く歳をとると言われていて、犬・猫の1年は人間の4年とされています。
そのため年1回、定期的に健康診断を受けていれば身体の異変にいち早く気づくことができ、早期からの治療が可能になります。
病気の発見が遅れれば遅れるだけ、その後の治療の選択肢が少なくなり、大切なご家族への負担が増すことに繋がります。
高齢になればなるほど、病気のリスクは高くなりますので、犬・猫ともに6歳を過ぎたら年1回の健康診断を受けさせてあげるようにしましょう。
血液検査でわかること
一般血球検査と生化学検査を行います
犬・猫の健康診断の中心となるのが、血液検査です。
動物病院での血液検査では、一般血球検査と生化学検査を行います。
一般血球検査
血球や白血球の数・値を測定して、貧血や感染症について確認することができます。
検査項目
- 赤血球数(RBC):貧血測定
- 血色素量:貧血測定
- 白血球数:感染症の有無
- 血小板数:止血機能測定
など
生化学検査
血液成分中の物質量を測定して、肝臓や腎臓などの主要な臓器の状態の確認、また血糖値・コレステロール値を確認します。
検査項目
- BUN(尿素窒素):腎機能測定
- Cre(クレチリン):腎機能測定
- AST(GOT):肝機能測定
- ALT(GPT):肝機能測定
- ALP:肝機能測定
- 総コレステロール:脂質代謝測定
- トリグリセリド:中性脂肪・脂質代謝測定
など
血液検査以外の検査
川野獣医科では血液検査以外にも次のような検査が受けられ、犬・猫の病気の早期発見に繋げています。
個別に必要な検査をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
胃カメラ検査
内視鏡を挿入して食道・胃・十二指腸などを直接観察する検査です。
嘔吐、下痢、血便などの症状があり、消化管の問題が疑われる場合などに行います。
レントゲン検査
骨折や脱臼、関節炎などの骨の病気、肺炎や気管支炎など呼吸器の病気、心臓、肝臓、腎臓などの体内の臓器の状態を調べる際に行われます。
デジタルなので被ばく線量が大幅に抑えられ、安定的に高画質での撮影が可能になります。
エコー検査
体外から著音波を照射することで、レントゲンでは確認できない断層画像を見ることができます。
副作用がない安心・安全な検査で、心臓などの臓器の状態をリアルタイムで確認できます。
心電図
心臓の電気的活動を体表から心電図として記録することで、不整脈などの心疾患の有無を確認します。