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ワンちゃんのよくある病気
ワンちゃんの病気に注意して幸せなペットライフを
ワンちゃんの寿命が延びるとともに、どうしても様々な病気にかかってしまうリスクが高まります。
こちらではワンちゃんがかかりやすい代表的な病気や症状などを簡単にご紹介しますので、是非、ご家庭での病気予防・早期発見に繋げるようにしてください。
もし、少しでも「おかしいな?」と思われた時には、お早めに広島市西区の川野獣医科へご連絡ください。
ワンちゃんの代表的な病気
椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアとは、肥満や激しい運動などにより、椎間板に過度な負担がかかって起こる病気です。
ダックスフンドやコーギーなどの胴長短足の犬に起こりやすく、頚部、胸部、腰部のどこでも発症する可能性があり、痛みなどの症状が現れます。
重傷かすると神経麻痺が起こり、最悪の場合、半身不随を招く恐れがあります。
膝蓋骨脱臼
膝蓋骨(しつがいこつ)とは一般的に“膝のお皿”と言われている部分のことで、高い場所からの転落、または衝突などにより膝蓋骨が外れた状態が膝蓋骨脱臼です。
膝蓋骨脱臼は犬種を問わず起こりますが、特にチワワ、トイプードル、パピヨン、ヨークシャーテリアなどに起こりやすいとされています。
脱臼を繰り返すことで歩行や日常動作に支障が現れ、だんだん痛みが強くなり、関節炎や前十字靱帯断裂などの病気を引き起こすこともあります。
皮膚炎
犬の皮膚炎として、寄生虫性皮膚炎、細菌性皮膚炎、真菌性皮膚炎、内分泌異常、アレルギー性皮膚炎などがあり、特に近年多いのはアレルギー性皮膚炎です。
ダニやハウスダスト、食事などが原因で起こる皮膚炎で、かゆみ、赤み、湿疹、脱毛などの症状が現れます。
皮膚の病気は比較的飼い主様が気づきやすいと言えますので、普段からよくスキンシップをはかって病気の早期発見に繋げるようにしましょう。
子宮蓄膿症
子宮蓄膿症は避妊手術を受けていない高齢の雌犬によく起こる病気で、子宮内に膿が溜まり、発症に気づかずに進行すると命に関わる恐れがあります。
発情が終わって1~2ヶ月ごろに発症することが多く、腹部の膨らみ、陰部から膿が出る、元気がない、食欲低下、飲水量が増える、おしっこの量・頻度が増えるなどの症状が現れます。
腎臓病
加齢による免疫力の低下やウイルス感染、先天的な異常などが原因で腎臓病は起こります。
一度発症すると完治させることは難しく、進行も早いので年1回などの定期的な健康診断での血液検査で早期発見をはかることが重要となります。
乳腺腫瘍
避妊手術を受けていない雌犬によくみられる腫瘍で、お腹を触った時、しこりがあるようでしたら一度当院へ連れて来てあげて、適切な診断を受けられるようにしてください。
犬の乳腺腫瘍が悪性である可能性は50%程度とされていますが、犬の乳腺は広く分布しているため、広範囲に発生します。
初回発情前に避妊手術を受ければ99%と高確率で予防できるとされています。