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ネコちゃんのよくある病気
ネコちゃんの病気に注意して幸せなペットライフを
ネコちゃんの寿命が延びるとともに、どうしても様々な病気にかかってしまうリスクが高まります。
こちらではネコちゃんがかかりやすい代表的な病気や症状などを簡単にご紹介しますので、是非、ご家庭での病気予防・早期発見に繋げるようにしてください。
もし、少しでも「おかしいな?」と思われた時には、お早めに広島市西区の川野獣医科へご連絡ください。
ネコちゃんの代表的な病気
慢性腎臓病・腎不全
慢性腎臓病・腎不全は何らか原因により、腎機能が低下してしまう病気です。
高齢の猫によくみられますが、年齢に関わらず発症するリスクがあります。
腎臓病は4つのステージに分類され、ステージ4になると命に関わる恐れがありますので、早期発見・早期治療を心がけるようにしましょう。
膀胱炎
膀胱炎とは膀胱で炎症が起こった状態で、雄猫によくみられます。
膀胱炎になると残尿感から何度もおしっこに行くようになったりするほか、痛み、膀胱粘膜からの出血(血尿)などの症状が現れるようになります。
「何度もトイレに行くが、おしっこは出ていない」という場合は特に注意が必要ですので、すぐに当院へ連れて来てあげて適切な診査・診断を受けるようにしましょう。
尿石症
尿に含まれる様々な成分が結晶化して、尿の通り道(尿路)に結石ができる病気です。
膀胱に結石ができた状態を“膀胱結石”と言います。
水分摂取量が少ないという原因のほか、遺伝、細菌感染による炎症など様々なケースで発症します。
おしっこの頻度が多い、おしっこをする時に痛がっている、血尿、発熱、食欲低下などの異変がありましたら、お早めに当院へご相談ください。
病気が進行した結果、まったくおしっこが出ない状態になると、命に関わる恐れがあります。
乳腺腫瘍
避妊手術を受けていない雌猫によくみられる腫瘍で、お腹を触った時、しこりがあるようでしたら一度当院へ連れて来てあげて、適切な診断を受けられるようにしてください。
猫の乳腺腫瘍は悪性であることが多く、転移や再発を起こすことも多いのですが、初回発情前に避妊手術を受ければ99%と高確率で予防できるとされています。
猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズウイルス感染症)
猫免疫不全ウイルスに感染することで起こる感染症で、感染猫との交配、喧嘩による傷、母子感染などの様々な感染経路があります。
発症すると発熱、下痢、リンパ節の腫れ、口内炎などの症状が現れるほか、感染症にかかりやすくなります。
数年程度の潜伏期間を経た後、発症することもあります。